◆一枚いくら?
100
~130,000円
※日本貨幣カタログより 手数料込価格
※オークション販売実績より算出
・永楽通宝 曲永大字
¥270,000
・永楽通宝 千鳥
¥5,000
・祥符通宝 逆天下
¥400,000
・天正通宝銀銭
¥350,000
渡来銭種類一覧
古銭では渡来銭は中国のものが多いです。昔は中国がアジアの国際通貨になっていたからです。他には朝鮮銭、モンゴルなどもあります。渡来銭はインターネットからでも価格調べと買取ができます。重和通宝などは10万円が出たこともあります。
開元通宝
AD621年(唐 武徳4年)
素材 胴
唐時代の新貨幣 和同開珎の元に 国際通貨としてアジアで使用
元豊通宝(真書)
AD1078年(北宋 元豊元年)
素材 胴
書体複数あり 日本では輸入銭として使用
大観通宝
AD1107年(北宋 大観元年)
素材 胴
北宋銭として人気
洪武通宝
AD1368年(明 洪武元年)
素材 胴
明の洪武帝が発行 日本やアジアで長く利用 加治木銭の元になる
永楽通宝
AD1411年(明 永楽9年)
素材 胴
室町時代に日明貿易で大量に輸入され、江戸時代初頭まで流通。永楽銭、永銭などと呼ばれた。
道光通宝
AD1821年(清 威豊元年)
素材 胴
道光帝が発行 清朝銭の8代目 江戸時代の日本でも輸入
※ほか数十種類以上あり 書体により更に細分化される
写真画像 大和文庫・楽天市場支店
[catarog]
[chudan]
価値は今いくら?渡来銭
※オークション落札価格例です
オークションで27万円で売れたの!?一枚でこの価格!古銭は予想より高い値段がつくね。
渡来銭は一つで1文。現代で言うと数十円くらいだろうか。銅のお金だから100円から500円くらいが多いとされている。10万円で売れたのはよほど貴重な古銭だったのだろう。
オークションでは珍しい古銭が競りに出されます。時代や種類によっては発行枚数が違うからです。オークションでは手数料が高いですから、手数料無料はメリットがありますね。
渡来銭は日本のお金の元になったとされています。一枚が一文(一銭)で穀1升が銭1文と交換できました。現代の鑑定では安くなることが多いものです。オークションでは貴重な古銭が出品されます。私鋳銭、珍しい書体、エラーコインなどが鑑定額が高い傾向にあります。
[anazeni]
両替買取はどこがいい
古銭は銀行では両替できません。渡来銭や輸入銭は年代が古く、発行枚数も多いことから価値が低くなりやすいでしょう。買取価格は低いものが多いですが、一部は高価買取になります。日本や中国、アジア諸国でも見つかることから希少性は出にくいでしょう。
渡来銭を買取する場合は買取拒否されないことです。特に単品では買取価格が低くなります。古銭、古いお金にもさまざまあります。地方貨幣や旧札、新札でも一部は価格が高いです。砂金や金貨、銀貨でも古銭として価値があります。鑑定する時にはこれらもみてもらうといいでしょう。
渡来銭は骨董店や古銭商でなくても換金できます。最近ではオンラインから出張鑑定の申し込みもできるようになりました。事前に買取対応品や価格相場が分かるので、店頭持ち込みするよりも便利と言えるでしょう。
[kaitori]
渡来銭とは
渡来銭とは外国から日本へと伝わった貨幣です。古来の日本では主に中国や朝鮮との交易をしていました。そのため、渡来銭では唐・宋・明・清時代の古銭が多いのです。当時の中国には貨幣制度がありました。それまでの物々交換とは違い、貨幣で取引をします。日本の貨幣制度にも影響を与えたとされています。
渡来銭は主に銅の銭貨幣です。一部で鉄製もあります。私鋳銭というにせもののお金は金や銀製のものあります。有名なものは、①開元通宝(唐)②永楽通宝(明)です。一枚一文で通用して、西日本だけでなく東日本でも使われました。大量に輸入したことから輸入銭とも呼ばれます。
朝鮮の古銭一例
- 乾元重宝背東国銭
- 開元通宝銭
- 東国通宝
- 東国重宝
- 海東元宝
- 海東重宝
- 三韓通宝
- 三韓重宝
- 朝鮮通宝
- 十銭通宝
- 常平通宝
[edoizen]