◆一枚いくら?
100,000
~7,000,000円
※日本貨幣カタログより
価値はどれだけある?
甲州金は3~4cmの金貨です。小さいながらゴールドバーをはるかに越える価値があります。甲府武田氏ゆかりの金貨で、地方貨幣の中でも特に鑑定額が高いです。
古甲州露壱両金
天正~江戸初期 重さ15.12g 甲州の貨幣制度の最上級
4分 16朱
甲州朱中金
1/64両 1/16分 極印複数あり
[catarog]
[chudan]
価値は今いくら?古甲金
※オークション落札価格例です
[edotani]
江戸時代では1両で数万円の価値がありました。現在では定価はありません。同じ甲州金は一つとしてないからです。種類や保存状態、珍しさなどで価値は変わります。同じ種類でもけた違いに鑑定額が違います。インターネットからでも古銭は買うことができます。そして鑑定依頼でもWEB申込できるのです。
・甲州露一両金
¥1,400,000
・甲州一分金
¥40,000
・甲州二朱金
¥40,000
・甲州一朱金
¥40,000
両替買取はどこがいい
甲州金は銀行では両替できません。古銭には決まった価格がないからです。当時の1両の甲州金、1分の甲州金では価値が違います。しかし現代の鑑定では違います。1両が1分の4倍の価格にはならないのです。
金貨や古銭を買取する場合、持ち込み先が重要です。鑑定する時には①鑑定料 ②手数料 ③出張費交通費 などがかかります。これだけで1万円以上することもあるのです。高く売るなら手数料や諸費用を計算に入れましょう。
処分先は、古銭商・リサイクルショップ・買取店があります。インターネットから申し込みもできるので、買取店の比較もしやすいです。甲州金や砂金は高価買取ですから、古銭専門がおすすめです。
[kaitori]
甲州金とは
日本銀行金融研究所甲州金より引用
甲州金とは地方貨・領国貨幣です。武田氏が深く関与していました。甲州とは現在の山梨県付近です。江戸時代ごろでは金山があり、金の採掘が行われていました。甲州金は金の品位が高いことで知られています。金の精錬技術の高さがあり、貨幣として信頼性がありました。
甲州の貨幣制度は江戸幕府に影響を与えました。甲州金は地方通貨として独自の価値がありましたが、その後武田氏滅亡後などがあり使用されなくなります。
甲州金は、「両」「分」「朱」という4進法の貨幣単位を採用した。甲州金の貨幣単位は、江戸時代の金貨の単位に引き継がれた。
日本銀行貨幣博物館より
甲州金は文献も少なく資料が不足しています。甲定金・甲重金という希少な古銭もあります。刻印が違うことから区別されています。