◆一枚いくら?
50,000
~6,500,000円
※日本貨幣カタログより 手数料込価格
※オークション販売実績より算出
※筋紙、利神、高神、又神含む
価値はどれだけある?
江戸時代の中でも特に高額なのが佐渡小判金。昔は佐渡の金山から金が発掘されていたからです。採掘場でもあり、製造場所でもありました。佐渡小判の価値は特に高いとされています。
貨幣写真 | |
---|---|
鋳造期間 | 不明 |
品位 | 金861 銀139 |
金純度 | k20相当 |
大きさ | – |
重さ | 17.78g |
鋳造量 | – |
特徴 | 背面に佐の刻印「筋」「神」、「利」「神」、「高」「神」、「又」「神」 |
[catarog]
[chudan]
今いくら?佐渡小判金
※落札価格例です
160万円!フリマでこれだけ売り上げ出したらすごいよ。ブランド品でも100万円以上で売れにくいから。江戸時代の金ってすごいね。
これだけのお金をもらったら税務署から厳しくなりそうね。小判で脱税という話は聞いたことがないけど。
小判でも100万円以上するものは珍しい。佐渡で作られたもので希少価値は上がるだろう。慶長時代、元禄時代の小判はよく見かける。
古銭の価値は下がってきています。小判の中でも ①希少性がある ②人気がある ③保存状態が良い など付加価値がないと価格は上がりません。佐渡小判が他のものと区別されるのも、ここに理由があります。
・慶長小判金(佐当)
日本貨幣商協同組合鑑定書付
美品 ¥1,600,000
・元文小判金(筋神) 佐渡座
美品 ¥200,000
・絵巻 佐渡鉱山御繪図
乾之巻,坤之巻 2巻1組
¥50,000
価格比較 昔いくらだった?
米1kg=約27文
佐渡小判1枚=米148kg相当
そば1杯=約16文
佐渡小判1枚=そば250杯相当
酒1升=約200文
佐渡小判1枚=酒20升相当
※物価は参考価格
※江戸時代は物価が不安定 米の価格は飢饉などで変化した
[koban]
両替買取はどこがいい
佐渡小判は銀行では両替できません。小判の相場は決まっていないからです。骨董品や昔の貨幣は定価がありません。決まった価格がなければ、鑑定で値段が決まります。日本の古銭は昔よりも価格が下がっていると言われます。
鑑定して換金するのはリサイクルショップ、買取店、古銭商などがあります。買取価格の付け方はそれぞれ違いますが、プロの鑑定士が高くなるとは限りません。その理由は偽物や傷、汚れなどを厳しくチェックするからです。
佐渡小判は、同じ江戸時代の小判とは区別されます。他より高額査定になるため、買取先が重要です。鑑定料無料、即日買取はメリットがあるでしょう。
[kaitori]
佐渡小判金とは
佐渡小判金とは、江戸時代に佐渡地方で作られた小判のことです。「佐」の極印があることから、佐字小判と呼ばれることもあります。江戸時代、小判は金座で鋳造されました。当時は金座は京都、佐渡、駿河、甲府にありました。昔の日本は世界有数の金産出国で、佐渡の金山もそのうちの一つだったのです。
現在佐渡の金山は1601年に閉山しています。佐渡は現在の新潟県佐渡市周辺です。金の採掘量が盛んだったことで、黄金の国ジパングという逸話や金取引が多かったという話もあります。江戸時代の東日本は「金遣い」と言われました。一方の西日本では「銀遣い」と言われ、当時の中国など外国と銀の取引をしていたことが分かるのです。
佐渡小判所は、元和7(1621)年に開設されました。その後文政2(1819)年、元文金の鋳造停止によって金の製造が中止されます。製造場所の金座は、貨幣の製造場所であり発行にも関わっていました。金座は徳川幕府の銀行とも呼べる役割を担っていたのです。
[sankoedo]