◆一枚いくら?
35,000
~4,500,000円
※日本貨幣カタログより 手数料込価格
旧兌換銀行券100円
大黒100円 | |
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発行日 | 明治18年9月8日 1885年 |
廃止日 | 昭和14年3月31日 1939年 |
大きさ | 115×186 (mm) |
図案 | 大黒天 |
特徴 | 表に「日本銀行兌換銀券」裏面に「100YEN」「百円」「NIPPON GINKO」 |
[catarog]
旧兌換銀行券10円
大黒10円 | |
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発行日 | 明治18年5月9日 1885年 |
廃止日 | 昭和14年3月31日 1939年 |
大きさ | 93×156 (mm) |
図案 | 大黒天 |
特徴 | 表に「日本銀行兌換銀券」裏面に彩紋「10YEN」「拾円」 |
旧兌換銀行券5円
裏大黒5円 | |
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発行日 | 明治19年1月4日 1886年 |
廃止日 | 昭和14年3月31日 1939年 |
大きさ | 87×152 (mm) |
図案 | 大黒天 |
特徴 | 表に「日本銀行兌換銀券」裏面に彩紋「大黒天」 |
旧兌換銀行券1円
大黒1円 | |
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発行日 | 明治18年9月8日 1885年 |
廃止日 | 現行通用 |
大きさ | 78×135 (mm) |
図案 | 大黒天 |
特徴 | 表に「日本銀行兌換銀券」裏面に彩紋「ONE YEN」「壱円」現在使用可能 |
[chudan]
価値は今いくら?旧兌換銀行券
※オークション落札価格例です
[ennokachi]
・大黒10円札
PMG 銀座コイン鑑定証付
極美品 ¥800,000
・裏大黒5円札
PMG 銀座コイン鑑定証付
未使用品 ¥550,000
古銭や古紙幣の価値は鑑定士や格付け会社が決めます。オークションなら買い手の提示したプライスしだいでしょう。日本ではJNDA、海外ではPCGSやNGCとPMGなどの会社もあります。コインディーラーでもNGCなど海外での活動をしているところもあるのです。旧兌換銀行券でも中国やアメリカなどで見かけることもあります。
両替買取はどこがいい
旧兌換銀行券は1円券をのぞいて使用できません。現在通用可能な紙幣はこちら。国立印刷局
古銭や古札は鑑定しなくても換金はできます。鑑定する場合は、日本国内から海外の鑑定会社を探すことになるでしょう。最近ではPCGS、NGCの鑑定書が高額落札になる傾向があります。日本のJNDA鑑定書とでは鑑定の基準が違うと言います。
両替と買取では価格で判断して決めてもいいでしょう。鑑定には時間がかかります。海外の鑑定会社では一か月以上かかることもあるのです。換金する場合でも、会員登録などの手間もかかるでしょう。即日に換金するなら国内の会社です。一括処分や断捨離に向くのは買取店です。
[kaitori]
旧兌換銀行券とは
旧兌換銀行券とは日本最古の法定通貨です。歴史上、最初の日本銀行券になります。図案はエドワルド・キオソーネが担当しました。明治時代には複数種類の貨幣があったため、両替を行う為替会社がありました。現在のFX会社とは違い、国内のお金を交換していました。
兌換銀行券は、発券銀行が保有者の要求に応じて同額の金や銀と引き換える約束をもとに発行した銀行券のことで、日本では国立銀行紙幣や戦前の日本銀行券などが挙げられます。1884年に公布された兌換銀行券条例により、日本銀行は、銀本位制のもとで、銀と交換ができる「日本銀行兌換銀券」を発行しました。1897(明治30)年、日本が金本位制を採用すると、金兌換券(「日本銀行兌換券」)となりました。1931(昭和6)年には、日本銀行券の金兌換が停止されました。その後、1942年の日本銀行法制定によって、兌換制度が廃止され、管理通貨制度に移行しました。
日本銀行金融研究所貨幣博物館より引用
1872年に国立銀行条例制定されます。その後条例が改正されて、不換紙幣となりました。不換紙幣は金や銀などと交換が保証されていないお金です。保有していてもお金や資産にならないのです。交換や両替されていくべきお金なのです。
[meiji]